Photographer: Shiwori

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『週刊朝日』4/15増大号グラビアページにて【ニューボーンフォト】が取り上げられました。

■(タイトル)Love you.
 家族の手に包まれた、生まれて間もない小さな命。
 けなげに生きる姿が、いとしい。

■切って間もないへその緒
 豆粒のような足の指
 元気に、ありのままに

■愛情を素直に伝える
 ニューボーンフォトの世界

Shiworiさんが手がける「ニューボーンフォト」は、生後数日から約1か月までの新生児を撮りおろしたものだ。
お宮参りや百日祝いで初めて記念写真を撮ることが多い日本ではあまり知られていないが、欧米などでは誕生を祝う記念として、またアートとしても認知され、親しまれている。
 この時期の赤ちゃんは、日々驚くような成長と生命力を見せる。
いっぱいに広げた口からは、元気な泣き声が今にも聞こえてきそう。
薄いまぶたを閉じて眠る顔は、見ているほうの気持ちを優しく、温かくしてくれる。
 「ニューボーンフォト」の撮影では、家族が総出で参加することも多い。
主な撮影場所は各家庭の自宅だ。Shiworiさんがこんな話をしてくれた。
「あるご家庭では、おじいちゃんが撮影用の洋服を張り切って用意して、おばあちゃんは私の撮影を手伝い、レフ版まで持ってくれました。また別のご家庭では、小学生のお兄ちゃんとお姉ちゃんが木箱や布団を持ち寄って、
撮影の提案をしてくれました。赤ちゃんがおしっこをするようなハプニングもありますが、自宅での撮影は楽しくにぎやか。赤ちゃんの体調にも目を配りながら、家族と一緒に写真を創りあげるという気持ちで臨んでいます」
 小さな命を見守る家族の愛情や喜びを、モノクロの写真が素直に伝えている。
のちにきっと、成長した子どもは、自分がどれだけ祝福されて生まれてきたのかを、その写真で改めて知る。

 本誌・坂井浩和

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